最新PCでもたった数年で重くなる理由

https://youtu.be/bafqrAdoZRc?si=SkJh1GBYc0hjn0hP

PCが数年で重くなってしまうのには、
「ハードウェア(物理パーツ)の劣化」

「ソフトウェア(プログラム)の進化・経済事情」
という、
大きく分けて
2つの側面から理由があります。

1. ハードウェア側の理由

PCの基本パーツである
CPUとストレージ(SSD)が、
使い続けることで
性能低下や負荷を抱えるようになります。

CPUの発熱とセーブ機能

CPUは膨大な数のスイッチ(電気信号)を
高速でオンオフして計算を行うため、
非常に高温になります。

長年使うと
冷却ファンなどに埃が溜まり、
冷却機能が低下します。

現代のCPUは、
熱で壊れるのを防ぐために
自ら処理速度を落として
発熱を抑える機能
(サーマルスロットリング)が働くため、
結果として動作が重くなります。

ストレージ(SSD)の補正処理による負荷

現在の主流であるSSDは、
内部の「部屋」に
電子を出し入れして
データを記録していますが、
これには寿命があり、
データの書き換えによって
部屋が徐々に壊れていきます。

特定の部屋だけが壊れるのを防ぐ
「ウェアレベリング」
(負荷分散)機能や、
壊れた部屋を予備に切り替える
補正機能が働いています。

しかし、
長年使って壊れた部屋が増えるほど
この「補正やデータ修復」に
PCの処理能力が割かれてしまうため、
読み書き速度が低下します。

2. ソフトウェア側の理由(ビルトの法則)

「ハードウェアが高速化しても、
ソフトウェアがその進歩を食いつぶしてしまう」
という現象が起こります。

ソフトの高機能化・肥大化

PC(ハード)の性能が上がると、
開発者は
「昔は重くて諦めていた新機能」を
どんどんアプリやOSに搭載します。

結果として
ソフトウェア自体がどんどん重くなり、
5年前のPCにとっては
最新のソフトが巨大すぎて
処理しきれなくなるため、
動作が重く感じられます。

3. PC業界の経済的な仕組み(ビジネス戦略)

技術的にサクサク動く状態を
キープできたとしても、
そこには業界のビジネス事情が絡んでいます。

買い替えサイクルと技術への再投資

もしソフトウェアが軽いままなら、
人々は古いPCをずっと使い続け、
メーカーは新製品が売れずに潰れてしまいます。

あえて製品を時代遅れにさせて
買い替えを促す戦略
(計画的旧文化)
は他業界でも見られます。

しかし、
ユーザーが定期的に
PCを買い替えてくれるからこそ、
メーカーに開発資金が回り、
さらに高性能な
次の世代のテクノロジーが生まれるという、
進歩のサイクルが成り立っています。

まとめ

PCが重くなるのは、
物理的な
「パーツの寿命・熱問題」
だけでなく、
「ソフトウェアの進化」

「テクノロジーを発展させ続けるための経済的な循環」
が組み合わさった
「宿命」であると言えます。

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