- 2025/05/08
https://youtu.be/b-rs6M9Oncw?si=wFSVkFu4hWDasS9Z
このYouTube動画は
かつて北海道・札幌を拠点に
世界的な成功を収めながらも、
現在は消滅してしまったゲームメーカー
「ハドソン」(HUDSON)
の波乱万丈な歴史と現状を追った
ドキュメンタリーです。
「任天堂のライバル」
とまで言われたハドソンが、
なぜ消滅の道を辿ったのか、
その栄衰の裏側が詳しく語られています。
1. 偶然から始まった創業
喫茶店になるはずだった
1973年、
創業者の工藤裕二氏が札幌で設立。
当初はSL(蒸気機関車)の写真を飾る
喫茶店を計画していましたが、
入居ビルに別の喫茶店が入ったため断念。
代わりに趣味だった
アマチュア無線のショップ
「CQハドソン」をオープンしました。
名前の由来
工藤氏が愛した
蒸気機関車C62型の車軸配置
「4-6-4」の通称である
「ハドソン型」から命名されました。
ソフト販売の先駆け
プログラムをカセットテープに入れて売るという、
当時では画期的なビジネスで大成功を収めました。
2. ファミコン時代の黄金期と4億円の賭け
サードパーティー第1号
工藤氏は
「これからはファミコンの時代」と直感し、
任天堂との共同開発を経て、
サードパーティー第1号の座を獲得しました。
命がけの融資
参入条件である
ロムカセット製造費4億円の前払いのために、
メインバンクの北海道拓殖銀行(拓銀)
へ決死の融資交渉を行い、成功させました。
ヒット連発と社会現象
『ロードランナー』
『ボンバーマン』
『桃太郎電鉄』
などのヒット作を連発。
16連射の「高橋名人」は
子供たちのヒーローとなり、
社会現象を巻き起こしました。
PCエンジン
NECと共同開発した
PCエンジンは国内シェア約25%を獲得し、
業界第2位の地位を築きました。
3. 崩壊へのカウントダウン
拓銀の破綻
1997年、
メインバンクであった
北海道拓殖銀行が経営破綻。
ハドソンは資金繰りの命綱を失いました。
次世代機戦略の失敗
PlayStationが
3Dポリゴンの時代を切り開く中、
ハドソンの次世代機「PC-FX」は
アニメ動画(2D)に特化してしまい、
市場から完全に取り残されました。
累計販売台数はわずか11万台に終わりました。
創業家の離脱
巨額の負債を抱え、
2005年に創業者の工藤兄弟が
経営から去ることとなりました。
4. ハドソンの消滅と残された遺産
コナミによる吸収
2005年にコナミの子会社となり、
2012年3月1日に
コナミデジタルエンタテインメントに吸収合併され、
法人としてのハドソンは消滅しました。
今も生き続けるIP
法人は消えましたが、
『桃太郎電鉄』シリーズは
2023年にも累計販売400万本を記録するなど、
今も国民的ゲームとして愛され続けています。
札幌の拠点
札幌の芸術の森にあった
中央研究所などの拠点は閉鎖されましたが、
その遊び心の遺伝子は
今のクリエイターたちに受け継がれています。