- 2025/12/08
テレビ東京の番組
『カンブリア宮殿』で紹介された、
C-United(シーユナイテッド)社長
友成勇樹氏による
「型破りなカフェチェーン経営術」
の内容を要約します。
日本マクドナルド出身の友成氏は、
業績不振に陥った
老舗チェーンを次々と買収し、
それぞれのブランド特性を活かした
独自の戦略で再生させています。
1. 友成勇樹氏の経歴と経営哲学
マクドナルド出身
日本マクドナルドでキャリアを積み、
米国本部での幹部指導や
グループ会社社長を歴任したプロ経営者です。
再生への情熱
「うまくいっているものより、
苦境にあるものをなんとかしてあげたい」
という信念を持ち、
負債や赤字を抱える
チェーンのポテンシャルを見抜いて
買収・再生させています。
2. 「コーヒー館」の再生:食事重視への転換
1970年創業の老舗
「コーヒー館」は、
大手チェーンの台頭で
苦境に立たされていました。
店内手作りの食事
セントラルキッチン(工場)での調理が
一般的なカフェ業界で、
あえて「店内手作り」にこだわりました。
グラタンパンや
牛肉がゴロゴロ入ったボロネーゼなど、
クオリティの高いフードメニューを充実させ、
「食事が売りのカフェ」
へと変貌させました。
伝統の進化
創業以来のホットケーキを焼くために
専用の「銅板」を導入。
熱伝導率を高めて
「外はカリッ、中はしっとり」
とした昔ながらの味を極め、
中高年層の支持を集めています。
1杯ずつの抽出
コーヒー豆を11種類から選べるようにし、
注文を受けてから豆を挽いて
1杯ずつ丁寧に抽出するスタイルを貫いています。
3. 「カフェ・ベローチェ」の再生:ビジネス需要の取り込み
喫煙席の多さが売りだった
「ベローチェ」は、
改正健康増進法による屋内禁煙化で
大打撃が予想されていました。
リモートワーク対応
友成氏は
タバコ以外のポテンシャルを評価。
店内にコンセントを増設し、
作業しやすい椅子や
テーブルに変更することで、
ビジネスパーソンの
リモートワーク需要を掴みました。
片手で食べられるフード
仕事をしながら
片手で食べられるサンドイッチや
ホットドッグのラインナップを強化し、
客単価の大幅アップに成功しました。
4. 「カフェ・ド・クリエ」の再生:ターゲットの明確化
サッポログループから譲り受けた、
長らく業績不振だった
「カフェ・ド・クリエ」。
女性客への特化
元々女性客が多かった点に着目し、
フレッシュフルーツを使ったスムージーなど、
朝食や軽食代わりになる
健康志向のメニューを
徹底的に伸ばす戦略をとっています。
まとめ
友成氏率いるC-Unitedの経営術は、
「ブランドごとの強みを徹底的に深掘りし、
客のニーズに合わせて最適化する」
というものです。
コーヒー館
高品質な食事と喫茶店文化
(大人向け)
ベローチェ
利便性とビジネス環境
(ワーカー向け)
カフェ・ド・クリエ
健康志向とフレッシュなメニュー
(女性向け)
この「三社三様」の戦略により、
コロナ禍を経てなお、
グループ全体の売上は
コロナ前の約140%にまで成長しています。