47都道府県最強のホームセンター決定戦

この動画は、
各都道府県で
「最も店舗数(最大勢力)を誇る
ホームセンターチェーン」
を調査し、
日本全国のホームセンター勢力図を
解説したものです。

大手全国チェーンから
特定の地域に特化した
ドミナント(地域集中)型チェーンまで、
その地域色が色濃く出る結果となっています。

1. 全国展開・広域展開の大手チェーン

広大な地域で
最多店舗数を獲得している、
日本のホームセンター界の巨人たちです。

コメリ(最多:22県)

本社は新潟県。

店舗数で業界圧倒的トップを誇り、
東日本から西日本まで
全国22の県で最多勢力となっています。

農家やプロ向けの品揃えに強く、
地方都市や農村部を中心に
小型〜中型店を
きめ細かく出店する戦略が特徴です。

逆に、
東京や大阪などの大都市圏や、
唯一店舗がない沖縄県では
存在感が薄いです。

DCM(最多:5道県)

本社は東京。

カーマ、ダイキ、ホマック、サンワ、クロガネヤ、
さらにケーヨーなどの地方チェーンを
積極的なM&A(企業の合併・買収)で統合し
巨大化しました。

元々の地方チェーンの地盤を
引き継いでいるため、
北海道、愛知県、山梨県など
5つの道県で最多勢力となっています。

コーナン(最多:8都府県)

本社は大阪。

広大な郊外型店舗だけでなく、
店舗を小型化して
都市部へ積極的に出店する
「都市型戦略」で成長しました。

大阪府や首都圏(東京・神奈川など)を含む
8つの都府県で最多勢力を誇り、
大都市圏で圧倒的な強さを見せています。

カインズ(最多:1県)

本社は埼玉。

おしゃれなデザインのオリジナル商品
(プライベートブランド)
に強みを持ち、
売上高は業界トップクラスですが、
1店舗が大きいため
店舗数自体は限定的です。

最多勢力となったのは
地元の埼玉県のみで、
コメリとはわずか1店舗差の
接戦となっています。

2. 西日本・地方ブロックの有力チェーン

特定の地方で大手チェーンを退け、
絶大な支持を集めるブロックチェーンです。

ナフコ(最多:4県)

本社は福岡県。

店舗の約半数が九州にあり、
中国地方にも広く展開しています。

九州北部を中心とする
4つの県で最多勢力です。

元々家具店から
スタートした歴史があるため、
インテリアや収納、
家具関連の品揃えに定評があります。

ジュンテンドー(最多:2県)

本社は島根県。

小〜中規模な店舗を中心に
中国地方に集中出店しています。

島根県と広島県の2県で
最多勢力を誇り、
イノシシ対策の柵や劇薬など、
地方特有の需要に応える
独特な商品ラインナップが強みです。

3. 特定の1県を支配する「超ドミナント型」チェーン

他県への出店はほぼせず、
自県において
全国チェーンを圧倒する
地域密着型ホームセンターです。

サンデー:青森県

本社は青森県。

店舗の7割が
北東北に集中しており
(現在はイオン完全子会社)、
青森県で最大勢力となっています。

ジャンボエンチョー:静岡県

本社は静岡県。

2025年に
DCMとの経営統合を発表しましたが、
地元静岡県では
他を寄せ付けない圧倒的な最大勢力です。

マルニ:高知県

本社は高知県。

高知県内のみに特化し、
驚くほど広い駐車場を持つなど
地方に根ざした展開で、
高知県のトップに君臨しています。

ニシムタ:鹿児島県

本社は鹿児島県。

多くの店舗が
生鮮食品売り場を併設した
「スーパーセンター型」
をとっており、
ホームセンターとスーパーが融合した
生活インフラとして
鹿児島県で最多勢力です。

離島にも展開しています。

メイクマン:沖縄県

本社は沖縄県。

本土の大手全国チェーンが
長らく進出してこなかった沖縄において、
圧倒的な知名度を誇る
沖縄特化型チェーン(沖縄県で最多)です。

総括

全国の店舗数では
コメリやDCMが優勢ですが、
蓋を開けてみると
「都市部はコーナン」
「埼玉はカインズ」
「静岡はエンチョー」
「沖縄はメイクマン」
など、
その土地の歴史や
出店戦略に基づいた
独自の勢力図が形成されています。

ドラッグストアや家電量販店と同様に、
「普段どのホームセンターを使っているか」
を聞くだけで、
その人の出身地や
在住地域が
かなりの確率で判別できるほど
地域密着な産業である、
とまとめられています。

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