- 2026/02/07
この動画は
東京大学の阿部誠教授の著書
『サクッとわかる ビジネス教養 行動経済学』
を要約したものです。
私たちは
自分の意思で選択しているつもりでも、
実は「行動経済学」によって
選択させられていることが多いという事実を、
具体的な事例とともに解説しています。
主な内容は以下の通りです。
1. 「真ん中」を選んでしまう心理(松竹梅の法則)
人間は極端な選択を避け、
平均的なものを選ぶ性質があります。
Netflixの料金プランや
焼肉のメニュー(並・上・特上)など、
企業は一番売りたい商品を
「真ん中」に設定して誘導しています。
2. 過去の記憶と知名度の影響
記憶の無限ループ
マクドナルドのように、
子供の頃に食べた味は
大人になっても選び続けてしまいます。
単純接触効果
CMなどで
何度も見たことがある商品を、
人間は無意識に
「信用できる良いもの」だと判断し、
購入してしまいます。
3. 目先の利益とサンクコスト(埋没費用)
現在バイアス
未来の大きな利益
(1年後の2万円)
よりも、
目先の小さな喜び
(今すぐの1万円)
を優先してしまいます。
サンクコスト効果
ガチャやギャンブルなどで、
既に使ったお金や時間がもったいないと感じ、
損をするとわかっていても
やめられなくなる心理です。
4. 印象に残る「ピーク・エンドの法則」
デートやビジネスにおいて、
人の記憶には
「初対面」
「ピーク(最も盛り上がった時)」
「去り際」
の3つしか強く残りません。
この3点さえしっかり押さえれば、
相手に良い印象を与え続けることができます。
5. 表現一つで印象を変える「フレーミング効果」
「生存率90%」と言うか
「死亡率10%」と言うかで、
受ける印象や行動は大きく変わります。
タウリン
「1g配合」より
「1000mg配合」の方が
多く感じるのもこの効果です。
6. 見たいものだけ見る「カクテルパーティー効果」
騒がしい場所でも自分の名前や
興味のある情報は聞き取れるように、
脳は不要な情報をブロックしています。
人間は
「自分が見たい情報(お宝情報など)」
しか認識しない傾向があります。
7. 得より損を恐れる「損失回避性」
人は1万円を拾う喜びよりも、
1万円を失う悲しみ
(ダメージ)を大きく感じます。
ただし、
ボロボロに負けている時や
ピンチの時ほど、
一発逆転を狙って
無謀なギャンブルに
走りやすくなる心理も併せ持っています。
まとめ
行動経済学を学ぶことで、
企業の戦略に惑わされず、
より賢い選択ができるようになります。