『顧客の数だけ、見ればいい』:不安のないビジネスを実現する経営の真髄
【書籍要約】
不安のないビジネスを実現する経営の真髄
この動画は、小阪裕司氏の新刊
『顧客の数だけ、見ればいい』
のダイジェストを紹介し、
不安に満ちた経営から脱却し、
安定した成長を実現するための
新しい経営指標「顧客数」の
重要性を解説しています。
導入
不安のないビジネスへの招待
絶望からの始まり
本は「これから30年もこんなことが続くのか」
という絶望的な言葉から始まり、
その人物がどのように変わっていったかの
実話が語られます。
サブタイトル
本書は、経営者の心に常にある
「不安のないビジネス」を
実現することをテーマとしています。
第1章:あなたが解放される5つの不安
従来の経営指標や慣習から解放されることが、
安定した経営の第一歩です。
明日・来月の売上への不安
顧客数が増えれば、
売上は自然と安定するため、
日々、来月の売上に悩まされることから解放されます。
前年比への執着
銀行や世間の常識にとらわれず、
顧客の増加という本質的な指標に集中することで、
前年比を追いかける重圧から解放されます。
忙しさからの解放
顧客が増えるほど、
営業時間の短縮や
休日の増加が可能となり、
売上も利益も伸びる
「忙しくない繁盛」を実現できます。
古き悪き常識からの解放
「ランチは1000円以上売れない」
といった業界や地域の古い常識に
縛られる必要がなくなります。
パーパス(経営理念)への重圧
顧客との日常的な関わりの中で、
顧客から自社の真のミッション(パーパス)
を教えられる(問いかけられる)ため、
立派な理念を無理にひねり出す
重圧から解放されます。
ミッションは「問うべきものではなく、
問いかけられているもの」であり、
顧客との営みの中で
「浮かび上がってくる」ものです。
第2章:最強のKPIは「顧客数」
本書の核となる主張であり、
経営の最重要指標(KPI)は
「顧客数」であると断言しています。
「顧客」の定義
本書でいう「顧客」とは、
あなたやあなたの会社/お店に
愛着・信頼・共感を持っているお客様のことです。
顧客数の効果
この顧客数を増やせば、
他の全ての経営指標(売上、利益など)が自然と向上します。
メーカーも顧客数経営をすべき
ヒット商品を出した大企業も、
真の成功は「商品を飲み続ける顧客の数」を
増やせたことにあると認識しています。
製造業であっても、
経営の考え方として
「いかに顧客を増やすか」を最優先すべきです。
第3章・第4章:顧客を「生み出し、繋げる」実践論
「客」を捨てれば「顧客」は増える
誰もが受け入れる「客」ではなく、
あなたの価値を理解してくれる
「顧客」を選び取ることで、
真の顧客が増えます。
高付加価値に全振り
安さや便利さで競うのではなく、
高い付加価値に経営資源を集中させます。
その付加価値を「いいね」と
言ってくれる人があなたの顧客です。
共鳴価値
あなたとお客様の間で「共鳴」が起きたら、
それが「顧客」です。
この共鳴を起こす方法が鍵となります。
顧客とは「繋がる」
顧客は放置すると離れていくため、
「自己開示ツール」などを使い、
積極的に繋がりを維持・強化する必要があります。
第5章:あえて「非効率」を追求する
成功の秘訣は、
テクノロジーを否定することではなく、
その使い方にあります。
DXとヒューマンの融合
デジタル技術(DX)を導入して
効率化や余裕を生み出し、
その余裕を全て非効率な部分、
つまり「顧客への付加価値」に全振りします。
非効率な事例
営業ルートをわざと遠回りにして
お客様との会話を増やすなど、
一見非効率に見える行動が、
顧客満足度や顧客数の増加に繋がります。
第6章・第7章:顧客は「選んで」いい、人は「育つ」
厄介な客とは別れる
顧客数経営では、
厄介な客を受け入れなくても
経営は安定します。
むしろ、厄介な客から静かに手を引いた方が、
収益は伸びるという実例があります。
顧客を育てる
顧客はあなたが育てなければ育ちません。
例えば、
ワインを飲まなかった客に
ワインの楽しさを伝え、
販売数を伸ばした食品スーパーの事例など、
顧客を「育てる」考え方が重要です。
「土壌」を作れば人は育つ
成功した人たちは
最初からすごかったわけではなく、
倒産寸前だった人もいます。
人は「ああなるようにできている」ので、
成功は個人の才能ではなく、
経営者が「土壌(環境)」を整えることで達成されます。
終章:幸せな安定と真のビジネス
本当に語りたいこと
著者が本当に伝えたい
「幸せな安定」や「
人間らしいビジネス」の本質が、
最後の終章に込められています。
余韻に包まれる
本書の物語(実話)を読み進め、
終章を読み終えるとき、
新しい世界が開ける余韻と、
著者が用意した音楽に
包まれるような体験ができるでしょう。