- 2025/12/05
この動画では、
中東情勢の緊迫化に伴う
原油・ナフサ供給の停滞を背景に、
日本国内で深刻化している
「シンナーおよび各種塗料・部材の供給不足」
(シンナークライシス)により、
壊滅的な状況に追い込まれている
塗装業界や
住宅・建築現場の
生々しい当事者の口コミ・実態が
20件紹介されています。
1. 深刻な材料不足と「シンナークライシス」
シンナーや下地材の枯渇
原油由来のナフサ供給不足により、
塗料の希釈に不可欠な
シンナーをはじめ、
錆止め塗料、
壁の下塗り材(シーラー)、
コーキング材が
問屋レベルで在庫切れとなり、
納期未定となっています。
消耗品すら売り切れ
塗料本体だけでなく、
養生資材や
建築塗装用のマスキングテープといった
周辺の消耗品までもが
ホームセンター等で
完全に売り切れる
異常事態が起きています。
転売や窃盗の発生
フリマアプリ(ヤフオク等)では
シンナーが高額転売され、
現場から合成シンナーが
大量に盗まれるといった事件も発生しています。
2. 塗装業・建築現場の機能停止と連鎖廃業の危機
工事の遅延と中断
材料がないため見積もりすら書けず、
新築マンションの塗装工事や
外壁の再塗装・大規模修繕工事が
全国で次々と延期・中断に追い込まれています。
大手住宅メーカーでも
引き渡し遅延の可能性が報じられています。
中小・零細企業の悲鳴
材料の確保は
大量購入する大手の得意先が優先され、
体力のない
中小・零細・一人親方の塗装屋は
後回しにされています。
二重のコスト負担
さあ塗ろうと足場を組んだものの、
塗料が入らず作業がストップ。
その間も
足場の延長レンタル料金(割高)が発生し続け、
さらに工事遅延の補償問題まで重なり、
経営を圧迫しています。
足場屋への連鎖
塗装工事が進まないと
足場を解体・移動できないため、
足場業者も仕事にならず、
連鎖廃業の危機に瀕しています。
3. 当事者たちの苦渋の選択と実態
価格転嫁の難しさ
仕入れ値(溶剤系塗料、水性塗料、シンナー等)が
20%〜75%も跳ね上がっているにもかかわらず、
元請けや施主への価格転嫁が難しく、
身を削って赤字で耐えるか、
仕事を失うかの瀬戸際に立たされています。
休業・廃業・アルバイトへの転身
手持ちの材料が尽き、
工事が終わった段階で
廃業を決意する経営者や、
休業を余儀なくされて
他社の応援に走る人、
生活のために塗装業を諦めて
別のアルバイトを始める人が急増しています。
他業界への波及
住宅塗装だけでなく、
塗装工程を必要とする
「家具メーカー」
(オーダーメイド家具等)
や家電、
精密金属加工といった
薬品・油を扱う他業界へも、
この苦境が直撃し始めています。
4. 総括
口コミを寄せる当事者からは
「コロナ禍の時は
何の影響もなかったが、
今回はダイレクトに
生活・生存の危機が来ている」
「2ヶ月この状況が続けば、
確実に中小の廃業ラッシュが起きる」
という
先が見えない恐怖と悔しさが
強く訴えられています。