投資の神様が100%全売却!

私は株やFXには否定的です。
相場で金持ちになった人は
他のビジネスで金持ちになった人よりも
圧倒的に少数だからです。

機関投資家による
最新の
「13Fファイリング」
(保有銘柄報告書)
が提出され、
ウォーレン・バフェット率いる
バークシャー・ハサウェイをはじめとする
大物投資家たちの
驚くべき資産ポートフォリオの
激変(構造的リセット)と、
その裏にある戦略について解説されています。

ウォーレン・バフェット
(バークシャー・ハサウェイ)
の構造的リセット

16銘柄を100%完全売却

今回の13F報告で
最も市場を驚かせたのは、
バークシャーが
ポートフォリオ内の40銘柄のうち、
16銘柄を
100%全て売却(損切り・利益確定)し、
26銘柄にまで絞り込んだことです。

売却・現金化の規模

購入額160億ドルに対し、
売却額は240億ドル。

トータルで
80億ドル以上を現金化しました。

バフェットは
14週連続で投げ売りを続けています。

売却された主な銘柄

長年ガチホ(最長15年保有)し、
安定したチャリンチャリンビジネス
(手数料ビジネス)
として知られていた
・ビザ(Visa)
・マスターカード(Mastercard)
をはじめ、
・Amazon
・ドミノ・ピザ(Domino’s)
・ユナイテッドヘルス
・シェブロン
などを
全て売却しました。

背景と要因

これらはかつて
バフェットの後継者候補とされ、
現JPモルガンへ移籍した
トッド・コームズ氏が管理していた
通称「トッド株」でした。

新CEOのグレッグ・アベル氏が
これらを持ち続けるメリットがないと判断し、
大胆なリセットを断行したと見られています。

Google(Alphabet)株を3倍に買い増し

一方で、
バークシャーは
Google株の保有数を3倍に増やし、
同社の保有ランキング7位に急浮上させました。

バフェット本来のスタイル
(バリュー株投資)
とは異なりますが、
圧倒的な資本力、
盤石なキャッシュフロー、
AI(Gemini)や
クラウド事業の爆発的成長性
(前年同期比22%〜63%増)に対して
成長プレミアムを支払った形です。

他のスーパーインベスターたちの逆張り
(バリュー投資)戦略

Googleに関しては、
市場の全体傾向として
「購入」よりも
「売却」した機関投資家が
圧倒的に多いという特徴がありました。

ビル・アックマン(パーシング・スクエア)

Google株を95%投げ売り

アックマンは
2023年の割安時(PER17倍時)に
Googleを購入して
資産を約4倍に増やしていましたが、
現在の株価高騰(PER28倍)を受けて
利益確定のためにほぼ全売却しました。

マイクロソフト(Microsoft)へ乗り換え

売却資金を使い、
AI投資への巨額の設備投資(GPU爆買い等)による
フリーキャッシュフロー減少の懸念から
直近で最大25%暴落していた
マイクロソフト株へ投資しました。

アックマンは、
過去平均を下回る
割安なバリエーション
(予想PER21倍)になった
パニックの瞬間を突いたと説明しています。

Amazon株を20%買い増し

アックマンはAmazonの保有比率も引き上げ、
ポートフォリオ2位に据えています。

デビッド・テッパー(アパルーサ・マネジメント)

Amazon株を98%爆買い

Amazonが
AIインフラ
(AWSやチップ、データセンターなど)へ
2026年に
約2,000億ドルの
巨額設備投資を行うと発表したことで、
短期的な財務悪化を恐れた投資家が
パニック売りを起こし、
株価が20%近く暴落しました。

テッパーは
このパニックによる
大幅な株価下落を好機と捉え、
ほぼ倍増となる買い増しを敢行しました。

結論

市場最高値圏で推移する
現在の相場において、
世間の熱狂とは逆に、
伝説的なバリュー投資家たちは
「過剰反応による短期的な暴落」
(恐怖の蔓延)
を最高の好機と捉えています。

本業が堅実で価値の高い企業
(マイクロソフトやAmazon)
がAI設備投資による
一時的な要因で売られた局面で
クソ真面目に買い向かい、
割高になった銘柄や
保有メリットの薄れた銘柄を
100%冷徹にリセットするという、
スマートマネーの
次なるマネーゲームの戦略が
浮き彫りになっています。

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