日本のパスポート所有率(2025年最新)
現在の日本人のパスポート保有率は約17%(6人に1人)です。
2024年末時点で有効なパスポートの累計は約2077万~2164万冊で、
日本の総人口に対する保有率は16.8~17.5%となっています。
この水準は、コロナ禍前の2019年(約20~22%)から大きく減少しており、
パンデミック以降、海外旅行需要の低迷や円安、
若年層の海外旅行離れが影響しています。
他国との比較
国名:パスポート保有率
日本:約17%
アメリカ:約48~50%
韓国:約40~45%
ドイツ:80%以上
日本の保有率は先進国の中でも特に低く、
アメリカや韓国、ドイツと比べても大きな開きがあります。
地域差と傾向
都市部と地方で大きな格差があり、東京都は約30%、秋田県は6%未満と、
地域によって5倍以上の違いがあります。
若年層の海外旅行離れや高齢者層の保有率の低さも全体の平均を押し下げています。
背景要因
円安や渡航費用の高騰、国内旅行の充実、海外渡航の必要性の低さなどが
保有率低下の要因とされています。
まとめ
日本のパスポート保有率は
2025年時点で約17%と、先進国の中でも低い水準です。
コロナ禍以降の海外旅行需要の減少や経済的要因、
若年層の意識変化が大きく影響しています。