『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』「デキる」と「デキない」を分ける3つの習慣

この動画は、YouTubeチャンネル
「サラタメさん」による越川慎司 著
『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』
の解説動画です。

この本は、
600社以上で働き方改革を支援してきた会社が、
18,000人ものビジネスパーソンの
行動データをAIで分析し、
生産性が高い「トップ5%社員」と
その他「95%社員」の違いを
科学的に解明したものです。

動画では、
トップ5%社員に共通して見られる、
生産性を向上させるための
3つの習慣を中心に解説しています。

トップ5%社員の3つの習慣

1. 「頑張った」に惑わされない(結果・目的にこだわる)

目標への強いこだわり:

トップ5%社員は、努力や過程の量ではなく、
目的と結果だけに注目します。

主体的な目標設定:

上司から与えられた目標(例:売上目標)に満足せず、
自分の実力にふさわしい
より高い目標を自ら設定する傾向があります。

手を抜くところは抜く:

結果がすべてであるため、資料作りなどでは、
目的が果たせれば簡素なもので良いと割り切ります。

95%社員との違い:

95%社員は、役員会議(1時間)のために
平均約80時間もかけて資料を作成するなど、
必要以上の時間をかけてしまいがちです。
その結果、20%もの資料は誰も目を通さない
「幻の資料」となっています。

2. 自分をさらけ出す(弱みを見せて協力を求める)

完璧主義ではない:

トップ5%社員は、
完璧な自分を演じようとせず、
自分の弱みや完成度が低い状態
(例:まだ2割程度の資料)でも、
積極的に周囲に共有し、
意見を聞きに行きます。

圧倒的な行動量:

彼らは「今ちょっといいですか?」と
相談する回数が最も多く、
デスク外で過ごす時間が約8割にも上るなど、
アクティブに動き回ります。

相手を肯定するコミュニケーション:

相談や確認の際、相手を不快にさせないよう、
以下の行動を徹底します。

●笑顔

95%社員よりも笑顔の時間が1.4倍長い。

●感謝

「ありがとう」という感謝の発言が3.2倍多い。

●肯定

まずは「そうですね」
「おっしゃる通りです」と相手を肯定し、
イエスの態度で受け止めてから
自分の意見を伝えます。

仲間として引きずり込む:

完璧な資料を目指すのではなく、
相手を肯定しつつ巻き込むことで
「共犯関係」を作り、
Yesを引き出すことを目指します。

3. 意識なんて高めない(行動を変えることを重視)

行動が先:

トップ5%社員は、何かを改善したいとき、
「意識を変える」のではなく、
何よりも行動を変えることを重視します。

例:

「残業時間を削減しよう」
というスローガンを掲げるのではなく、
まず自分が定時になったら仕事を切り上げ、
帰宅する姿を部下に見せるなど、
具体的な行動で示します。

失敗を恐れない:

行動量が多い分、失敗も増えますが、
彼らは失敗や挑戦を
「ただの実験の一つ」としか考えていません。
(9割近くが回答)

95%社員との違い:

95%社員は慎重派で、
「どうせ」「だけど」といった
挑戦を避ける言葉をよく使う傾向があります。

休日と時間の使い方

トップ5%社員は、
仕事だけでなく休日を過ごすのも上手です。

花金に喜びを感じる:

金曜日の夜までに予定通りタスクを完了させ、
達成感をもって週末を迎えるため、
金曜日の夜から休日の喜びを感じ始めます。

「やらない仕事」を決める:

仕事が終わりそうにないときは、
がむしゃらに頑張るのではなく、
金曜日の午前中など早めの段階で
「これは捨てよう」と勇気をもって決め、
集中する時間(割り切り時間)を設けています。

自己選択権のある過ごし方:

95%社員が休日も
会社のメールをチェックしがちなのに対し、
5%社員は完全に仕事を忘れ、
「自分自身で選択した好きなこと」
に取り組みます。

例:

家族との食事、有酸素運動、読書など。
特に読書量は95%社員(年間2冊)の
約20倍(年間48冊)にも上ります。

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