明日の幸せを科学する【ダニエル・ギルバート】要約フェルミ
ダニエル・ギルバート氏の著書
『明日の幸せを科学する』
の要約動画では、
「なぜ人間は幸せになるための選択を間違えてしまうのか」
という問いに対し、
脳の仕組み(脳のトラップ)という
観点から解説しています。
主なポイントは以下の通りです。
1. 脳のトラップ:未来を正確に想像できない理由
人間は動物の中で唯一
「未来を想像する」能力を持っていますが、
脳にはいくつかの
「トラップ」があり、
未来の感情を読み違えてしまいます。
記憶の改変(ズルをする)
脳は情報を圧縮して記憶し、
思い出す際に都合よく穴埋めします。
そのため、
未来を想像する際も細部が抜け落ち、
現実とのギャップが生まれます。
「ないもの」の無視
脳は
「あるもの」に注目し、
「ないもの」を無視します。
例えば、
スポーツカーの長所ばかりを見て、
短所(荷物が入らない等)を無視して購入し、
後悔することがあります。
「今」が起点になる
未来を想像する際、
今の状況(満腹か空腹かなど)に
感情が左右されてしまい、
冷静な判断ができなくなります。
2. 幸せを維持するコツ:時間と変化
素晴らしい出来事も
時間が経てば慣れてしまいます。
時間をおく
毎日同じことをするのではなく、
間隔を空けることで新鮮さを保てます。
変化を加える
変化があれば飽きにくくなります。
ただし、十分な時間を空けるなら、
無理に変化を加える必要はありません。
3. 不幸は必ずしも不幸ではない
人間には
「心理的免疫システム」が備わっており、
失敗や不運に見舞われても、
それをポジティブに捉え直して
前を向く力があります。
「やった後悔」より「やらぬ後悔」
失敗した時は
免疫システムが働いて納得できますが、
何もしなかった時は学ぶことがないため、
後悔が長く残り続けます。
4. 解決策:先人に頼る
脳のトラップがある以上、
自分一人の頭で
未来を正確に予測するのは困難です。
唯一の解決策
自分がこれから選ぼうとしている道を
すでに歩んでいる人(先人)に、
「今どんな気持ちか」を聞くことです。
SNSやYouTube、本などを通じて、
他人の経験を借りることが、
最善の選択への近道です。
「未来を読み違えないためには、
自分の想像力よりも
他人の実体験を信じること」が、
科学的に導き出された幸せへの鍵となります。