吉野家がラーメンで世界制覇を目指す!M&A戦略とは

この動画は
牛丼大手の吉野家ホールディングスが、
京都の老舗ラーメン製麺・スープメーカー
「宝産業」をM&A(合併・買収)した舞台裏と、
その先に描く「ラーメンでの世界制覇」
という戦略を追ったものです。

https://www.takara-jp.com/

主な内容は以下の通りです。

1. ラーメン界の「黒衣」宝産業の実力

宝産業は、
ラーメンの麺やスープを製造し、
全国1,600店舗以上の飲食店に
提供しているBtoBの有力企業です。

強み

80種類以上の麺と、
豚骨・鶏ガラ・魚介など
約10種類の生スープを組み合わせて
提供できる開発力。

実績

創業以来一度も赤字がなく、
売上は右肩上がり。

アメリカ、タイ、インドネシア、フランスなど
海外にも製造拠点を展開しています。

2. M&Aに至った背景:創業者の決断

宝産業の創業者・井上廣(ひろし)氏は、
80歳を超え、
以下の理由から会社の譲渡を決意しました。

投資リスク

海外展開(特にフランス工場)
でのコロナ禍による赤字経験から、
次なる投資への気力が衰えたこと。

家族の事情

55年間共に歩み、
会社の財務も支えてきた
妻・昭子さんの闘病生活に専念し、
引退を考えたこと。

3. 吉野家ホールディングスの戦略と「世界制覇」

吉野家が宝産業を買収したのには
明確な理由があります。

「第3の柱」の構築

牛丼(吉野家)
うどん(はなまるうどん)に次ぐ柱として、
国民食であるラーメンを強化したい。

多様性への対応

全国一律の味を提供する牛丼と違い、
ラーメンは地域ごとに
多様な味が求められます。

多種多様な味を作れる
宝産業のノウハウが不可欠でした。

海外展開のスピード

宝産業がすでに持っている
海外の製造拠点を活用し、
一気に「世界制覇」を狙う
という夢を掲げています。

4. スピード締結と新たな門出

吉野家側は、
闘病中の昭子さんの存命中に
契約を完了させたいという
廣さんの思いを汲み、
異例のスピードで調査
(デューデリジェンス)を完了させました。

契約締結の報告直後、
昭子さんは息を引き取ったといいます。

今後の展望

新体制では
約1,000坪の土地に新工場を建設し、
吉野家から新社長を招いて連携を強化。

吉野家の組織力と
宝産業の技術力を融合させ、
世界ナンバーワンのラーメン提供数を目指します。

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