需要の大逆転に備えろ!井川意高が国富と日本の労働の未来を語る。

この動画は、
実業家・大王製紙元会長の
井川意高氏が、
「豊かさとは何か」や
「日本の労働の未来」について、
自身の経験や独自の視点から語ったものです。

経済的な豊かさと
精神的な幸福の関係、
バブル時代の回想、
そして現代の若者が直面している課題について
深く掘り下げています。

1. 豊かさと幸福の関係

幸福のベース

個人レベルでは
「足るを知る」ことも大切ですが、
子供の進学など
希望を叶えられない状態では
幸福度は上がりません。

国家の役割は、
国民が精神的に豊かになるための
「経済的基盤(ベースアップ)」
を実現することだと述べています。

所有と幸福の逆相関

国連の調査を引き合いに出し、
家の中の家財道具の点数が多い国
(アメリカや日本)ほど幸福度が低く、
物が少ない国(当時のインド)ほど
幸福度が高いという
「反比例」の関係を指摘しています。

情報が入ることで他人と比較し、
自分を不幸せだと思い込んでしまう
現状に言及しています。

2. 日本の「間違えた」転換点とバブルの記憶

石油ショックの衝撃

高度成長期の終焉を告げた
1973年の石油ショックを振り返り、
エネルギーが「ほぼタダ」
という前提が崩れたことが
産業構造を変えたと述べています。

狂乱のバブル時代

「日本の土地代でアメリカが買える」
と言われた時代の圧倒的な豊かさを回想。

タクシードライバーが
1日10万円近く稼いだり、
学生が数万円のチップをもらったりするような、
正規の経済指標には現れない
「裏経済」も含めて
日本が最も潤っていた時期だと語っています。

3. 現代の労働環境と「努力の質」

学費と賃金の不均衡

自身の学生時代に比べ、
(国立大学の授業料が年11万円、私立が30万円)
現在は学費が数倍に跳ね上がっている一方で、
若者の手取りが
17〜18万円程度である現状を
「それは無理だ」と断じています。

ガムシャラな努力の終焉

「一生懸命やれば報われる」
というのは高度成長期のモデルであり、
現代のような高度で複雑化した社会では、
「ゴールに到達する道筋を考えた正しい方向性の努力」
が必要だと強調しています。

4. 需要の大逆転:AIとブルーカラー

エンジニアの余剰

アメリカではAIの発達により、
かつて不足していた
ITエンジニアが余り始め、
逆にエッセンシャルワーカー
(ブルーカラー)の年収が
エンジニアを上回るケースが出てきているという、
需要の構造変化について言及しています。

5. 若者への希望と政治への関心

上の世代の責任

若者が希望を持てない世の中にしたのは
上の世代の責任であるとし、
自分たちが「今時の若いもんは」
と言うべきではないと主張しています。

政治への関心

自身がSNSやYouTubeで
発信する目的の一つは、
若者に政治に関心を持ってもらい、
選挙に行ってもらうこと。

それが日本を変える唯一の道だと信じて
活動していると締めくくっています。

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