- 2025/12/13
私は、ギャンブルを
わざわざお金を出してまでやりません。
経営者や起業家でギャンブルをやる人は
「確率」を理解していないので
失敗するか、いずれ破綻しますね。
この動画は、
確率論における有名な逆説
「サンクトペテルブルクのパラドックス」
について、
期待値の計算と
その落とし穴を
分かりやすく解説したものです。
パラドックスの舞台:「ゆっくりギャンブル」
ルール
コインを投げて、
表が出るまで投げ続けます。
賞金
1回目に表が出れば1円、
2回目なら2円、
3回目なら4円……と、
表が出るのが遅くなるほど
賞金が「倍々」に増えていきます。
期待値
このゲームの期待値を計算すると、
数学上は「無限大」になります。
つまり、
理論上は参加費がいくらであっても
(たとえ100万円でも)
参加すべきお得なゲームということになります。
なぜ「無限大」なのに大損するのか
現実的な確率
賞金が1億円
(27〜28回連続で裏)
になる確率は極めて低く、
ほとんどの場合は
1回目や2回目に表が出て、
数円しかもらえません。
期待値の積み上げ
期待値が無限になるのは、
天文学的な賞金が
「ごく稀に」当たることを
計算に入れているからです。
しかし、
個人の一生程度の回数では
その「稀なケース」に遭遇する確率は
ほぼゼロであり、
実際には参加費
(動画では1000円)
を失い続けることになります。
パラドックスの解決策:「限界効用」
ダニエル・ベルヌーイの提案
人は「お金の絶対額」ではなく、
自分の資産状況に応じた
「満足度(効用)」
で価値を判断します(限界効用)。
満足度の減少
100億円持っている人にとっての
1万円の価値は、
全財産1万円の人にとっての価値より
ずっと低くなります。
この「満足度の伸び悩み」を計算に入れると、
期待値は無限ではなく、
数円〜数十円程度の
「妥当な金額」に収まります。
ギャンブルの還元率
動画の後半では、
身近なギャンブルの
「還元率」
(1万円賭けた時に戻ってくる期待値)
についても触れられています。
カジノ:約95%
パチンコ・パチスロ:約80〜85%
競馬・競艇:約70〜75%
宝くじ:約45%(最も効率が悪い)
結論として、
「理論上の期待値が
無限大であっても、
現実的な試行回数や
金銭的価値の感覚(効用)を
無視してはいけない」
というのが、
このパラドックスが教える教訓です。