北海道の港町の危機!観光で賑わっているのになぜ?函館が深刻な人口減少•••23万人割れへ!

観光地として世界的な人気を誇り、
名探偵コナンの映画ロケ地や
インバウンド(外国人観光客)の急増で
大盛況を見せている北海道函館市が、
その華やかさの裏で
「深刻な人口減少」という
地方都市の
大きな危機に直面している現状を
解説しています。

 📈 1. 観光の「大混雑」と市民の苦悩

動画前半では、
ゴールデンウィーク期間中の函館駅や、
観光客でごった返す
路面電車(函館市電)の様子が映し出されています。

市電の車内は、
東京都内の通勤ラッシュ並みの
ぎゅうぎゅう詰め状態。

観光地への移動には便利ですが、
日常の足として利用する
地元の住民からすると
「たまったものではない」
というのが本音です。

エネルギー価格高騰の影響もあり、
市電は運賃値上げ
(大人210円➔250円など)に
踏み切りましたが、
これだけの利用客がいても
なお赤字という厳しい経営が続いています。

観光に頼る北海道において、
今後は
「観光客と市民とで
運賃を分ける二重価格」
などの導入が
スタンダードになっていくのではないかと
考察されています。

 📉 2. 観光地「函館」を襲う、深刻な人口減少の現実

これほど街が観光客で賑わっているにもかかわらず、
函館市の人口流出と
高齢化の波は止まりません。

1980年には
約34万人もの人口を誇り、
札幌、旭川に次ぐ
「北海道第3の都市」
でした。

しかし、
2026年3月末現在の人口は
230,890人まで減少。
このペースが続けば、
年内には
「23万人を割り込むこと」
が確実視されています。

北斗市や七飯町といった
周辺のベッドタウンを含めた
「函館都市圏」全体で、
若者の流出と
深刻な人口減少の局面に陥っています。

 ⚓ 「港町」ほど人口減少が凄まじいという共通点

北海道内の他の都市
(小樽、釧路、室蘭など)
にも共通することですが、
港町(みなとまち)ほど
人口減少のスピードが早いという
特徴があります。

これは、
かつて街の経済と雇用を支えていた
水産業(漁業)や
造船業といった
「海に関連する主要産業」が、
時代の変化とともに
著しく衰退してしまったことの
証とも言えます。

※一方で、現在発展しているのは
苫小牧や石狩などの主要な貿易港です。

🏛️ 3. 現・大泉市政の課題とこれから

前任の市長に対し
「人口減少への危機感が足りない」
として出馬し、
当選を果たした現・大泉市長
(※大泉洋さんの実兄としても知られます)
の政策についても触れています。

3大政策:

「企業誘致」
「地場産業の強化」
「スタートアップ促進」
の3本柱を掲げ、
10年かけて雇用を創出し、
2035年には
人口減少ゼロを目指すと表明しています。

前市長は
地元経済界と太いパイプを持ち、
函館アリーナの建設や
緑の島、
観光振興といった、
いわゆる「ハコモノ行政」や
派手なイベントに力を注いできました。

大泉市長の取り組む
「地道な産業振興」は
それとは真逆であり、
成果が出るまでに
時間がかかる性質のものです。

そのため、
一部の報道や世論からは
「大胆な政策がない」
「具体的な結果はどこにあるのか?」
といった厳しい声も飛び交っています。

しかし、
新幹線を函館駅へ乗り入れるといった
パフォーマンス的な手段だけでなく、
将来的に
街が活力を失わないための
地道な種まきを、
道民として注視していく必要があると
締めくくっています。

📝 総括

シーズン中の宿泊費は
道内でもダントツに高く、
夜景や赤レンガ倉庫など
「外から見る魅力」
に溢れる函館ですが、
若者が定着できる
「魅力的な雇用」
(働く場所)」がなければ、
街の存続そのものが危うくなります。

ただ
「観光で一時的に人を集める町」
から
「住んで良しの町」
へと脱却できるかどうかが、
今の函館が抱える最大の課題です。

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