「頑張ってもいいことはない」荷物配達1個で報酬は約80円… アマゾン配達員の苦闘

この動画は、
テレビ東京のドキュメンタリー番組
『ガイアの夜明け』からの
ダイジェスト映像です。

ネット通販の急増や
セール期間中の過密配送によって
過酷さを極める
Amazon(アマゾン)個人事業主配達員の実態、
固定報酬制に伴う構造的負担、
労働環境改善への試みを取り上げています。

「荷物が増えても報酬は同じ」20代配達員(小野さん)のリアル

1日250個の過酷な配達

元サッカー部で
25歳個人事業主の小野さんは、
Amazonと契約する
一次配送会社から
仕事を再委託されています。

セール期間中は
飲料やキャットフードなどの重量物が増加し、
3分に1個のペースで配送をこなします。

実質「1個あたり約80円」の固定報酬

報酬は日当固定制で
1日1万9,000円。

車両持ち込み、
ガソリン代・駐車場代・高速代等は
全額自己負担。

1日の荷物量が250個に増えると、
計算上の単価は
荷物1個あたり約80円にまで下がります。

「頑張っても報われない」苦悩

どれだけ配達個数を増やしても
日当報酬が上がらない仕組みに対し、
「特別頑張っても良いことはない」
と疑問を抱き、
20代のうちしか続けられない限界を感じています。

転落事故と「労災認定」を勝ち取った68歳配達員(本田さん)の闘い

配送中の大ケガと配送会社の対応

横須賀市で配達を行う
68歳の本田さんは、
4年前に急いで配達を行っていた際、
階段から転落して
腰椎を骨折する重傷を負い、
2ヶ月間の休業を余儀なくされました。

委託元の会社に
労災申請を拒否されたものの、
本田さん自ら
労働基準監督署へ手続を行いました。

個人事業主配達員として日本初の労災認定

実質的な指揮命令下にあったと認められ、
1年後に
「個人事業主の配達員としては
日本初となる労災認定」
を受けました。

物流業界が直面する大きな構造課題

EC急増と配達崩壊の危機

年間50億個を超える
宅配荷物の急増に伴い、
現場への過度な負担と
配送遅延・受付停止のリスクが
常態化しています。

発注側(プラットフォーム・配送会社)と下請け個人事業主のパワーバランス

配送会社や配達員は
巨大プラットフォーム(Amazon等)の
顔色を伺わなければならず、
現場の待遇改善が進みにくい
業界構造が浮き彫りとなっています。

「当たり前にモノが届く生活」
を守るためには、
配送の仕組みや
個人事業主の待遇見直しが
急務であると警鐘を鳴らしています。

 

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