- 2026/05/24
本動画は、
東海・北陸エリアを中心に展開する
ドラッグストア
「ゲンキー(Genky)」を取り上げ、
「おにぎり79円」
「弁当199円」
といった圧倒的な安売りや
食品中心の品揃えを行いながら、
なぜ営業利益100億円超を叩き出すほどの
高い収益性を維持できるのか、
そのビジネスモデルと
経済学的な仕組み(固定費の圧縮など)を
分かりやすく解説しています。
1. ドラッグストアなのに「食品が7割超」の異色のビジネスモデル
驚きの低価格
おにぎり79円、
弁当199円など、
コンビニやスーパー顔負けの価格設定で
圧倒的な集客力を誇る。
食品への特化
医薬品の割合はわずか数パーセントにとどまり、
売上の7割以上が
食品(生鮮食品や惣菜など)で占められている。
人口が減少する地方の小規模な商圏
(人口5,000人規模)
でも多店舗展開を行っている。
2. 「売れなくても儲かる仕組み」を支える固定費の徹底圧縮
坪あたり経費の固定化
店舗にかかる固定費(家賃や人件費など)を徹底的に抑え、
売上が多少ブレても赤字にならない
「損益分岐点(黒字化ライン)」
を低く保つ経営を行っている。
少人数の店舗運営
セルフレジの全面導入や
店舗レイアウトの標準化により、
1店舗あたりわずか約10人の少人数で
効率的に回す体制を構築している。
チラシ・特売の廃止
「毎日が低価格」
(EDLP:Everyday Low Price)
の戦略をとることで、
広告宣伝費や特売日に向けた
無駄な作業コストをカットし、
その分の原資を商品の安さに還元している。
3. 自社工場と物流の垂直統合
自前の惣菜・弁当工場
ドラッグストア業界では珍しい
自社加工・調理拠点(プロセスセンター)を持ち、
おにぎりや弁当、パンなどを
自社で製造することで中間マージンをカット。
効率的な物流網
配送効率を高めた独自の物流システムにより、
物流コストを他社平均の半分程度に抑え、
災害時などの供給安定性にもつなげている。
まとめ
ゲンキーの強みは、
単なる表面的な安売りではなく、
徹底的な
「固定費の圧縮(少人数・標準化)」と
「自社工場・物流によるサプライチェーンの効率化」
そして
「チラシレスの毎日低価格(EDLP)」
という
高度に計算された仕組み(仕組み化)にあります。
人口減少が進む地方都市において、
「売れなくても儲かる
(赤字になりにくい)
ローコストオペレーション」
を武器に
急成長を遂げている実態が
鮮やかに解説されています。