この動画は、コピーライターの谷本理恵子氏
『プリンセス・マーケティング』著者
との対談の後編です。
前編に続き、
男女の「購買心理」の根本的な違いについて、
さらに踏み込んだ3つの原則と、
その社会的意義について解説しています。
前編は「こちら」
5. 何を信じるかが違う(比較検討のスタイル)
男性:客観的な事実とスペック重視
男性は自分で細かく調べ、
比較検討表(スペック表)を
隅々まで読み込むことを好みます。
余計な主観を嫌い、
「判断するのは俺だ」
というスタンスです。
女性:主観的な結論と「御用商人」の提案
女性は複雑な表を見るのを嫌い、
「結局、私にはどれが良いのか」
という結論を求めます。
信頼できる専門家(御用商人)が
「あなたにぴったりなのはこれです」と、
主観を交えて提案してくれることを好みます。
6. 関係性の築き方が違う(ヒエラルキーかフラットか)
男性:上下関係(ヒエラルキー)
男性は序列を気にし、
師匠と弟子、
ボスのいる猿山のような
上下関係のあるコミュニケーションをとる
傾向があります。
女性:横のつながり(フラット)
女性のコミュニティは
基本的にフラットで、
共感をベースにした
横のつながりを重視します。
リピート購入に繋げるには、
客と対立するのではなく
「後ろに回り込んで応援する」
ような関係を築くのが効果的です。
7. 未来の見せ方が違う(デフォルトの自信)
男性:根拠のない自信
少年漫画の主人公のように、
根拠がなくても
「俺は行ける」
という自信がデフォルトです。
女性:自信のなさがデフォルト
「私なんて」
という自信のなさが
スタート地点であることが多いです。
そのため、
「この商品を使うことで自信を取り戻せる」
(本来の自分に戻れる)
という未来を見せることが重要です。
その他の重要なポイント
「女性への理解」が社会を変える
50代以上の女性が
最大の購買層である現代において、
その心理を理解することは
企業の数字に直結します。
女性の感性を尊重し、
現場の女性が自信を持って
意見を言える環境を作ることが、
社会全体の活性化に繋がると
谷本氏は述べています。
Z世代への適応
現代の若者(Z世代など)は、
アグレッシブに上を目指す価値観よりも、
身の回りのハッピーを大切にする
「女性的な価値観」に近い傾向があり、
このマーケティング手法は
世代を超えて有効です。
家庭内平和への応用
この理論はセールスだけでなく、
パートナー(妻)への接し方など、
家庭内のコミュニケーション改善にも
役立つと締めくくられています。