- 2024/11/09
深刻化する人手不足や
人件費高騰を背景に、
食品の自動製造技術や
調理ロボットが注目を集める中、
最新の食品機械展示会
「FOOMA JAPAN」の開幕と
実際の飲食店での導入事例について
報道されています。
最新食品機械の展示会「FOOMA JAPAN」開幕
国内外から
1,000を超える企業が参加し、
職の現場を効率化する
驚きの自動化技術が
多数披露されました。
おにぎり製造自動化ライン
1時間に3,000個のおにぎりを、
成形から包装まで
ほぼ全自動で完成させるシステム。
人の手が必要なのは
スイッチ操作と
箱詰め工程のみです。
団子製造機
串に刺さったお団子を
1分間に約40本製造。
手作業に比べて
20倍〜30倍のハイスピード化を実現しています。
その他の技術
お弁当へ
唐揚げを盛り付けるロボットアーム、
わずか5秒で
イラストをお菓子にプリントする機械、
ピザの高速6等分カット機などが
出展されました。
背景にある「人手不足倒産」の危機
これまで人海戦術に頼ってきた
食品・飲食業界ですが、
現在の労働環境は限界に達しています。
2025年度の
人手不足を要因とする倒産は
442件と過去最多を記録。
なかでも飲食業の倒産は
前年度比で約2.8倍に急増しており、
省人化(少ない人数で回す仕組み)への関心が
急速に高まっています。
実際の飲食店での調理ロボット導入事例
一般的な食堂の厨房でも、
すでに自動調理ロボットの導入が進んでいます。
食材を入れて
スイッチを押すだけで、
牛肉、豆腐、玉ねぎなどを
ロボットが豪快に炒め、
わずか3分で
熱々の炒め物が完成します。
熟練の味を再現できるだけでなく、
これまで1ヶ月かかっていた
調理研修の期間を
たったの1日に短縮することに成功しました。
オペレーション(仕込みや調理)の負荷が
大幅に軽減されたことで、
浮いた時間を
「お客様への丁寧な接客やサービス向上」
に充てられるメリットも生まれています。
政府の今後の見通し
政府も
こうした調理ロボットなどの導入による
労働生産性の向上を
「成長戦略の1つ」
として重く位置づけており、
最新技術が
今後の職の現場を支える
新たな力になると期待されています。