【富の階段①】ウォール街が暴いた真実「なぜ全体の82.5%は、1億円の壁を超えられないのか?」ニック・マジューリ

巷に溢れる
「一律の投資・節約アドバイス」
を否定し、
「自分の現在の資産ステージ
(レベル)に応じた
最適な戦略をとること」
の重要性を
データサイエンスの視点から説いています。

ニック・マジューリ氏が定義する「富の6つのレベル」

資産の額(純資産=貯金+資産−借金)によって、
人間が抱えるお金の悩みの質は
全く異なると定義しています。

レベル1:純資産 0 〜 150万円未満

状況

毎月の給料で
なんとか食いつなぐ綱渡り生活。
急な出費が命取りになる層。

お金の悩み

「今月生き延びられるか」

レベル2:純資産 150万 〜 1,500万円

状況

世界の43%が属する
最もボリュームの多い層。

生活の綱渡りからは脱しているものの、
300万円や1,000万円を超えたあたりで
生活水準を上げてしまい
停滞しやすい罠がある。

しかし、
正しい戦略をとれば
20年以内に60%が上のレベルへ移行できる
「最も伸びしろがある」段階。

お金の悩み

「貯金が増えているか」

レベル3:純資産 1,500万 〜 1億円

状況

嫌な仕事を断れるようになり、
選択肢が一気に広がる。

ここで初めて
「お金がお金を生む」
実感がリアルになる。

お金の悩み

「資産をどう運用するか」

レベル4:純資産 1億 〜 15億円

状況

経済的自由を達成し、
無理に働く必要がなくなる段階。

お金の心配がなくなることで、
むしろクリエイティブになり
仕事のパフォーマンスが上がる現象が起きる。

お金の悩み

「時間をどう使うか」

レベル5:純資産 15億 〜 150億円(世界人口の0.09%)

状況

移動の概念が
プライベートジェットなどになり、
理想の家を
資産に影響なく買える次元。

お金を増やすことより
「時間・健康・人間関係」
の質に最もお金を使うようになる。

お金の悩み

「人生に何を遺すか(資産をどう守るか)」

レベル6:純資産 150億円以上(世界人口の0.003%)

状況

ウォーレン・バフェットや
ビル・ゲイツのように、
何兆円もの寄付や
企業の買収を通じて
「他人の人生や世界そのものに介入し、動かす」次元。

お金の悩み

「どう世界を動かすか」

各レベルで「絶対にやってはいけないこと」

前ステージでの
「正解」が、
次のステージでは
「不正解」になるという罠を指摘しています。

レベル1の禁忌:投資をすること

借金
(特に高利回りのリボ払いや消費者金融)
がある状態で投資をするのは
「穴の空いたバケツに水を入れる行為」

まずは徹底した節約で
マイナスをゼロにし、
3〜6ヶ月分の生活防衛資金を作るのが最優先。

この段階では
「投資の不確実なリターンよりも、
節約の確実なリターンの方が
はるかに対価が高い」

レベル2の禁忌:節約だけに頼ること

節約には限界がある。
(月数万円が限界)

元本が小さい段階で
いくら投資に回しても
人生は劇的に変わらないため、
守りの節約ではなく
「月収そのものを増やす」
(稼ぐ力・スキルアップ)
という
攻めの戦略に変えなければ
上のステージには行けない。

レベル3の禁忌:自分ですべてをやろうとすること

優秀で真面目な人が多いため
雑務まで自分で抱えがちだが、
1人の労働には限界がある。

ここから先へ行くには、
勇気を持って
「外注する」
「チームで動く」(他人に任せる)
また税金関係などはプロに任せることで、
コアな判断に時間を使うべき。

レベル4の禁忌:労働収入に依存すること

自分の時間を切り売りするのをやめ、
「属人性を消した仕組み」
(ビジネスの仕組み化や不動産・投資)
にお金を稼がせるシステムを構築する段階。

レベル5の禁忌:集中投資とエゴ(自慢)、および訴訟

自社株などの集中投資で
富を築いた人が多いが、
エゴからさらに無謀な賭けに出て
転落するケースが多い。

この段階では徹底的な
「分散(守り)」に徹し、
無用に資産を周囲に言い回って
訴訟リスクを抱えないことが大切。

富を築くための「3つの黄金ルール」

感情に左右されず、
ルールに従って
お金と時間をコントロールするための
具体的な手法です。

① 0.01%ルール(お金のルール)

内容

「自分の純資産の0.01%の範囲内であれば、
1日の贅沢として罪悪感なく使ってよい」
というルール。

(例:純資産1,000万円なら1日1,000円、1億円なら1日1万円)

根拠

0.01%×365日=年約3.7%となり、
これは米国株などの
保守的な年間リターン(4%以上)を下回るため、
元本を一切減らさずに
人生の豊かさを楽しむことができる。

② 2倍ルール(衝動買い対策)

内容

高額なブランド品や高級車などを買う時、
「その商品と同じ金額を、
同時に投資か寄付に回す」
というルール。

(例:30万円の時計を買うなら、追加で30万円を投資に回す)

効果

これが実行できない買い物は
「今の自分の身の丈に合っていない」
というフィルターになり、
本当に欲しいものしか買わなくなる。

③ 1%ルール(時間のルール)

内容

副業や新しいビジネス、
人脈などの案件に
自分の貴重な時間を使うべきか迷った際、
「その機会が、
長期的に自分の純資産の
1%以上の価値を生むインパクトがあるか」
で判断する。

(例:純資産1,000万円なら10万円以上のリターンが見込めるか)

効果

単なる時間の切り売り
(やめたらゼロになる目先の小銭稼ぎ)
を排除し、
長期的に自分の資産レベルを押し上げる
「スキル・仕組み・人脈」
に時間を集中できるようになる。

鉄則:資産が10倍にならない限り生活水準を大幅に変えるな

富のレベルが
約10倍刻みになっているのは、
データ上
「資産が10倍になって初めて、
罪悪感なく
次のステージの生活・贅沢にシフトできるから」
です。

資産が1.5倍や2倍になった程度で
家賃や車のグレードを上げてしまうと、
毎月の
「ランニングコスト」(固定費)
として定着してしまい、
永遠に上のレベルへ届かなくなると警告しています。

まずは自分の
「正確な現在地」(純資産)を把握し、
世間の思考停止したアドバイスに惑わされず、
今の自分に合った
正しいステップを踏むことが
富裕層への確実な道である、
と締めくくられています。

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