【脳みそスッキリ】「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める
この動画は、苫米地英人
『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める』
をサラタメが要約し、
「集中できない・モヤモヤするのは
意志の弱さではなく“頭のゴミ”のせい」という考え方と、
その捨て方を解説した内容です。
頭のゴミを「感情・他人・過去」の3つに分け、
それを“抽象度を上げる”ことで
一気に処理するという構成になっています。
3つの「頭のゴミ」
感情のゴミ
扁桃体(本能・感情)が前頭前野(理性)を邪魔し、
ミスや上司の一言で落ち込んで
集中できない状態を生むと説明します。
感情は「汗や震えと同じ生理現象」と割り切り、
映画のように“娯楽として味わう”のはOKだが、
重要な判断への介入は許可しない姿勢を勧めます。
他人というゴミ(他人の物差し)
年収・学歴・職業などを
他人との比較や広告が植え付けた
価値基準で判断することで、
どれだけ条件を満たしても
モヤモヤが消えないと指摘します。
「公務員が良い」
「ハワイが正解」といった基準は
他者の都合で作られた物差しであり、
自分の物差しを持たないと
永遠に振り回されるとします。
過去というゴミ
「あの大学に落ちた」
「ブラック企業に入った」などの後悔は、
現在と未来にプラスを生まない“脳内のゴミ”と位置づけます。
ホメオスタシス(現状維持機能)が
「今までこの程度だったから今回もこの程度」
とブレーキをかけるため、
過去ベースで未来の限界を決めると
成長が止まると説明します。
ゴミを捨てる方法:抽象度を上げる
抽象度とは
視点の高さのことで、
「嫌な上司にムカつく自分」という低い視点から、
「部署の一員」「会社の一員」「日本の一員」…
と視点を上げるほど、
感情や他人の物差しに振り回されにくくなると述べます。
抽象度を上げる具体的な方法として、
「過去はいったん忘れて、
人生をかけたい壮大なゴールを設定する」
(例:ハリウッド俳優、資産10億、社会をこう変えたいなど)
ことを提案します。
未来が過去を作るという考え方
コンビニでビールが買えなかったが、
後でスーパーで安く買えたことで
「さっきの売り切れはラッキーだった」と解釈が変わる例や、
成功者が過去のどん底を「今の成功のタネ」と語る例を挙げ、
「事実は変わらないが解釈は未来によってひっくり返る」と説明します。
理想の未来を臨場感たっぷりにイメージすることで、
ホメオスタシスの基準を「理想の自分」に移し、
現状の自分でいることの方が
落ち着かない状態をつくるのが狙いです。
イメージと行動の関係
脳はイメージにも騙されやすく、
柔軟運動のとき
「体がゴムのように柔らかい」
とイメージすると実際に伸びが変わる、
といった感覚的な例で、
ゴールの具体イメージの重要さを強調します。
サラタメは補足として、
「抽象度だけ上げれば自動でうまくいく」わけではなく、
壮大なゴールと同時に
動画の原稿・サムネの文字位置のような
具体の細部もちゃんとやるべきだとコメントし、
「抽象と具体を行き来しながら進むのが現実的」
としています。