倒産したダメ経営者の特徴【越水遥弁護士】

この動画では、
企業法務のプロである越水遥弁護士が、
「倒産したダメ経営者の特徴」
を実体験に基づいて解説しています。

多くの経営者が陥りやすい
「負けパターン」を回避するための
具体的な教訓が語られています。

主な内容は以下の通りです。

1. 株の初期設計ミス(最重要)

50%:50%の保有比率(デッドロック)

仲が良いからと半分ずつで始めると、
意見が対立した際に意思決定ができず、
会社が「ただの箱」
と化して機能不全に陥ります。

解決には
「ロシアンルーレット条項」
などの事前合意が必要です。

安易に小規模な株(5〜10%)を譲渡する

3%以上持つ株主には帳簿閲覧権があり、
経営内容に過度な干渉を受けるリスクがあります。

また、M&Aや上場の際、
こうした少数株主が反対したり
高額な買い取りを要求したりすることで、
話が破談になるケースが多発しています。

2. 大げさな営業と口約束

営業が得意な社長ほど、
「1ヶ月でできます」
といった実現困難な納期や内容を
ノリで約束してしまいがちです。

口約束も法的拘束力を持つ契約であり、
納期遅延による赤字や
多額の損害賠償請求
(数千万円規模)に発展し、
裁判を抱えて
自転者操業になる危険性があります。

3. 高すぎる理想と撤退判断の欠如

「世界を救う」
といった壮大な夢を追う企業は、
多額の資金調達を行いますが、
利益を出す前に
資金が尽きる確率が非常に高いです。

賢明な経営者は、
完全に破綻する前に
「撤退ライン」を見極め、
キャッシュが残っている段階で事業を閉じ、
投資家との信頼関係を維持して
次のチャンスに繋げます。

弁護士からのアドバイス

株のリテラシーがないことは、
投資家から「経営能力がない」
と見なされる最大の要因です。

成功事例(生存者バイアス)の裏にある
「99.9%の失敗」に目を向け、
まずは堅実に利益を出した上で
ロマンを追うべきだと強調しています。

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