小さなエビ工場の人を縛らない働き方
『生きる職場 小さなエビ工場の人を縛らない働き方』
(武藤北斗著)は、
東日本大震災で被災した
パプアニューギニア海産の
大阪移転後の工場改革を描いた書籍です。
債務1億4000万円からの再建で、
子育て中の主婦中心のパート9名が
「好きな日に連絡なしで働く」
「嫌いな作業はやらなくてよい」
という自由なルールを導入し、
離職ゼロ・効率向上を実現した実話。
革新的な働き方ルール
出退勤時間・欠勤連絡を一切廃止し、
最低限の秩序だけを保つ。
数ヶ月ごとのアンケートで好き嫌いを共有し、
自然に分担。
やりがいを強要せず、
「心地良い職場」を優先することで
モチベーションが上がり、
熟練度と品質が向上。
改革の背景と成果
著者が工場長就任後、
従来の管理・シフト制が
パートの不満を生むと気づき、
実験的に導入。
結果、職場の雰囲気が改善し、
管理負担減、コスト削減、辞めない組織に。
人生の困難に縛られない
「生きる職場」のモデルを示します。