このYouTube動画は、
登録者170万人のインフルエンサーである
ライアン・ホリデイ氏が、
ローマ皇帝マルクス・アウレリウスの
ストア派哲学に基づいた
「前に進むための9つのストイックなルール」
を解説しています。

【前に進むための9つのストイックなルール】

このルールは、
ライアン氏がNBA選手、特殊部隊、CEOなど、
成果を出している人々に語ってきた、
2000年前から現代にも通用する哲学です。

前に進むための9つのルール

①他人を第一に考えること

偉大なリーダーは、自分だけが楽になるのではなく、
「みんなが救われるために自分は何ができるか」を考えます。
相手の利益になる行動をとる姿勢が大切です。

②常に別の道が開かれているということ

壁にぶち当たっても、
必ず別の道（窓など）は用意されています。
コントロールできない出来事に対し、
どう反応するか（別の道を探すか）は、
自分でコントロールできます。

③今日から一歩進めるということ

知識はあっても、行動しなければ現実は変わりません。
思考ではなく「何を行動したのか」を基準に1日を振り返り、
とにかく今日から行動を起こしましょう。

④不安を捨てるということ

私たちを悩ませる不安や苦痛は、
出来事そのものではなく、
それに対する自分の判断や思い込みにあります。
不安の原因は外ではなく自分の中にあるため、
コントロールできないことは徹底的に無視し、
自分ができることに集中しましょう。

⑤一日の始めが最も肝心だということ

人間は安楽のためではなく、
何かを成し遂げるために生まれてきました。
「人間としての務めを果たすために起きる」と考え、
朝早く起き、
最も大切な仕事（集中した作業）を朝に行いましょう。

⑥自分だけに厳しくするということ

自己規律は、
自分を高めるためだけに適用されるべきです。
他人に強制したり、
努力していない人を見下したりするのは、
自己規律ではありません。
他人には寛容に、自分には厳しくありましょう。

⑦人を恨まないこと

邪魔をしてくる人や障害となる存在は、
むしろ「自分を成長させてくれるもの」と捉えましょう。
人を恨むのではなく、
彼らを自己改善のための
チャンスとして利用する感覚が大切です。

⑧これは本当に必要かと自問する

忙しくしていることの大半は、
他人から頼まれたり、
なんとなくでやっている不要なことです。
人生は短いので、
「これは本当に必要か？もし明日死ぬならこれを続けるか？」
と問いかけ、
不要なことを減らし、重要なことに集中しましょう。

⑨いつか必ず死ぬことを忘れるな

「メメント・モリ（死を思え）」の考え方です。
「明日死ぬとしたら」という定規で物事を測ることで、
本当にやりたいこと、人生で大切なことが見えてきます。